ストレングスファインダーでは、自分と反対の資質から学ぶことも大事

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こんにちは、工藤です。
今回は、ストレングスファインダーの資質について書いていきます。

ストレングスファインダーとは自分の得意がわかるツールです。
そして、なるべく得意なことをしましょね、というメッセージがあります。
僕もこの考え方には、非常に共感しています。
なぜなら、苦手なことをしていても効率が悪いし、成果が出づらいからです。

このことを前提に話を進めていきます。
こういった背景があり、
僕はストレングスファインダーの世界観にも共感していたので、
「絶対得意を活かしたほうが良い!」と思っていました。

思っていました、と表現すると
現在は違う思想のような響きがありますが、
根本的には考えは変わっていません。

ですが、自分の上位の資質と対になる資質についても
理解を深めたほうが、人生が豊かになるのでは?と思ったので共有させて下さい。

 

共感できない資質からも学ぼう

僕の不動のNo.1の資質は未来志向です。
ですので、基本的に未来のことを考えています。
今、お金を使うより投資をしよう!という思考が強いです。

しかし、最近

お金を今どう使うか?であったり(投資ではなく)
今をどう楽しむか?を考えることも重要だなと

思うようになりました。
おそらく、年齢的なことと経済的にも余裕ができてきたことが大きいと内省しています。
(ちなみに、2021年で30歳になります)

さて、資質に話を戻します。
未来志向と同じ「時間を司る資質」に
・適応性
・原点思考
があります。

適当性は今を生きる資質、原点思考は過去からヒントを得る資質です。
僕は未来志向が強いのでこの2つは
正直全く共感できません 笑

未来志向、適応性、原点思考と並列でご紹介しましたが、
未来志向と原点思考は「戦略的思考」のカテゴリ、
適応性は「人間関係構築力」のカテゴリですので
微妙に特性が異なります。

ですので、未来志向の対極、というと
正確には原点思考になるかもしれませんが、
今回は未来志向と適応性についてお伝えします。

未来志向は未来のことを考える資質です。
未来のことが「絵になる」とか、
未来は良くなると思っているという特性です。

一方、適応性は今を生きる資質です。
川の流れのような資質で
なるようになる、を体現できたり
なんとかなる(なんとかしている)が得意な資質です。

未来志向は、目標を決めたり未来から逆算するということが得意です。
適応性の人は逆に、これが苦手です。

適応性の人は「今を楽しむ」ことが得意ですが、
未来志向の人は逆に、明日や将来のことが気になり楽しめなかったりします。

 

「先のことを考えろよ」の罠

ここから本題です。
わかりやすくするために、大げさに書きます。

僕は未来志向なので、基本的には明日のことや将来のことを考えています。

ですので、例えば、夜遅くまでなりそうな「楽しい飲み会」があった場合、
(楽しくない飲み会は無価値なので、すぐさま帰ります)

楽しいから遅くまで飲んでいたいな!という気持ちと、
いや、明日の仕事に響くしな、
生産性が下がると充実感が下がるしな
(この考え方は別の資質も入っていると思います)
ということが頭をよぎります。

そして、大抵の場合、退散する方向で意思決定してきました。
理由は、今より明日のコンディションを優先するからです。

基本的にこういう思考回路なので
「今だけ楽しければいいや!」みたいな生き方をしている人を見ると
複雑な気持ちになります。
(激し目に書きたかったのですが、丸めた表現にしました)

ここには、自分の思考回路(性格の癖)が未来志向だから、
ということもありますが、
それを軸として、
「自分がちゃんとしてるんだから、お前もちゃんとしろ」
という気持ちが入っていると思います。

こういう、「私がこうなんだから、お前もこうしろ」の大発展系が
SNSのアンチの集団ですが、
話が長くなりそうなので今回は割愛します。

話を戻しますが、自分は基本的には明日のことや将来のことを考え
そこから逆算して今の行動を決めてきています。

この思考回路に従って行動した結果、
不動産投資で成功でき、
そのおかげで会社をやめることができました。

ストレングスファインダーについては、
100万円という高額の認定費用を払うとき、
「将来的に必ず役に立つ(回収できる)」
と、算段をつけてから参加しました。

その上で、YouTubeなどで発信をすることで
100万円はあっと言う間に回収できました。

両者ともそこそこ満足が行く結果です。
それゆえに、

絶対逆算思考(未来志向)のほうが良い!
今をぼんやり生きているなんてありえない。
だから、うまく行かないのだ。

と、思っていました。

実際、適応性がバックギア状態(良くない発揮のされ方)になると
人に振り回されて、虚無感が出るということがあります。
なんとかなるさ!でやってきたけど、
「あれ?何のためにやってきたんだっけ?」ということです。

しかし、もちろん未来志向にもバックギア状態があります。
未来の事を夢想しすぎて、今やるべきことをやらなかったり、
冒頭に書いたように、今を楽しめないということです。

自分は未来志向なので、
「あれ?何のためにやっていたのか?」状態になることは、ほぼ有りません。
代わりに、やるべきなんだけどスイッチが入らない、にはなります。

こういう時、今はこれがやりたい!わくわくする!を知覚しても、
逆算思考にしたがって、その気持にそっと蓋をするケースが大半です。

未来志向が出すぎると、
「今の楽しさ」を置いてけぼりにしがちということです。

 

下位にある資質で可能性が広がる

さて、長くなりましたが今回の結論はここです。
珍しく結論が最後になってしまいました。

未来志向や適応性について論じてきましたが、
どっちが優れている、という優劣をつけたかったわけではありません。
資質は中立であり、どれが優れているということはないからです。

と、書きつつも僕は未来志向がトップなので
前述の通り、未来志向が優位な感覚がありました。

しかしながら、対極にある資質の特性を受け入れることで
更に可能性が広がるのでは?という仮説が生まれました。

これは、未来志向「は」適応性から学ぼう!ということではなく、
それぞれに、ということが重要です。

未来志向は適応性から「未来だけではなく、今を楽しむこと」を
学び、取り入れても面白いと思いますし、

適応性は「未来のことは知らないよー!」と割り切るのではなく、
日常に「未来のことを考える時間」を設けても見ると、
人生が違う味付けになるかも、ということです。

自分の上位には最上志向もあるので
「苦手(下位資質)なんで放っておけ」という思想がありましたが、
下位の資質も少し加えてみると
より人生が豊かになるかもしれないなと思いました。

全ては仮説と検証なので、
試してみて、また追記する予定です。
ぜひ、あなたの意見も教えて下さい。

最後までご覧頂いてありがとうございました。

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この記事を書いた人

工藤譲のアバター 工藤譲 株式会社凪 取締役

言語化、仕組み化、効率化が大得意。

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