ストレングスファインダー 最上志向(maximizer)の解説|適職や向いている仕事とは?

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こんにちは、工藤です。
ストレングスファインダーで自分の強みを発見して、
その強みを活かして不動産投資で成果を出し、家賃収入で生活しています。
ストレングスファインダー好きが講じて資格も取得しました。

今日は、最上志向について解説していこうと思います。

最上志向を持っている事はわかったけど、
それを今の仕事や生活にどう活かしたら良いのか?って、なかなか分かりづらいですよね。
最上志向は一言でいうと、

「良いものをより良く」
「卓越した」
「優秀であることに意義を感じる」

という資質です。

それでは、実際のセッションの実例や自分の体験を元に、
最上志向について説明していきますね。

動画でみたい場合はこちらからどうぞ!
↓ ↓ ↓

ストレングスファインダー 最上志向の概要

最上志向の資質を持っている方は、多くの場合、
誰も気がついていないときからその人の才能や強みを発見します。
人の良いところに目が行くということですね。

人間関係だと、優秀な人を好むし、自分自身も優秀であろうとすることが特徴です。
最上志向の資質をもっていると、「その人」の可能性にワクワクできるようにサポートすることが好きです。

能力は平均点であることに興味はなく、
「卓越していること」が評価基準になります。そして、それを追い求めます。

得意なことに焦点を当てて伸ばすことで、
苦手や弱点も克服します。

▼キャッチフレーズ

リーダー、ドライバー、明確にする人、説得する人、戦う人、チャレンジする人、完璧主義者、品質管理者

より好みする、強み重視、品質重視、結果重視、強みにこだわる、優秀であることを意識している、違いがわかる、不満な、判断している

ストレングスファインダー最上志向に向いている仕事は?

最上志向は人のいいところを発見できるため、コーチは向いています。
(多くの人にとって、自分の得意なことを見つけるのは難しいこと)
または、マネージャーなど組織のマネジメントが必要な仕事などです。

 

ストレングスファインダー 最上志向の活用

ストレングスファインダーの各資質は次の4つの領域(ドメイン)に分けることができます。
・戦略的思考
・影響力
・実行力
・人間関係構築力
の4つです。

最上志向は影響力に分類されますが、この資質を更に活かすために

・最上志向を使って、思考を深める/分析するには
・最上志向を使って、人を動かすには
・最上志向を使って、行動するには
・最上志向を使って、人間関係を良好にするには

をそれぞれ見ていきましょう。

あ、ちなみに、資質自体に優劣がないように
この4つのドメインについても、もちろん優劣はありません。

ストレングスファインダーが(そして僕も)こだわるには、
あくまでも「あなたの成果」です。
だからこそ、資質をどう使うか?または抑えるかが重要で、
それ自体に優劣はないんですね。

余談ですが、どの資質や資質の組み合わせを見ても、
僕は毎回「最強じゃん!」と、一人テンションがあがっています 笑

最上志向を使って、思考を深める/分析するには

最上志向は物事を突き詰めて、「更に良くするにはどうするか?」を問える資質です。
今取り組んでいることや、これからの計画に対して、こだわりがあるはずです。
それを止めずに、「もっと良くするにはどうすればいいか?」という気持ちに従って、より良い計画にしましょう。

必ずしも1位になる必要はありません。
あなたの中でOKが出せれば、十分に卓越したレベルであると思いますよ。

気をつけることとしては、
最上志向は「終わりがない」ことがあります。
良いものができても、さらによりよく、を考えられてしまうので 笑

事例で行くと、最上志向を持っている上司への
資料提出が何回やっても終わらなかった、何ていうこともあります。
リアル100本ノックだったそうで。

ちなみに、このケースでは、「改善指示は2回まで」とうルールを一緒に作ることにより、
無駄なラリーが減り、成果が上がりました。

話が逸れましたが、どこまでも改善できてしまうことが、
資質のバックギア状態になっている(成果を邪魔している)ことがあります。
だっから、自分の中で80%までいったらOKなど、
及第点を決めておくと、無限ループにはまらずに済むかもしれませんね。

最上志向を使って、人を動かすには

最上志向は物事や人のいいところ、に目が行きます。
あなたの周りにいませんか?「明らかに苦手なことをしている方」。
多分いますよね。僕の周りにはいます。

そういう彼らは仕事ができないのではなく、
向いていない仕事をしている、可能性が高いです。

そんな状態でも、最上志向を持っているあなたは
その人のいいところが必ず発見できるはずです。
発見して、そしてもっと輝ける部署やステージに導いてあげて下さい。

最上志向を使って、行動するには

最上志向は、良いものをより良くすることができます。
例えば、今取り組んでいることで「もっと良くすることができないか?」と考えてみて下さい。

僕は、最上志向がNo.3にあります。
なので、今ハマっている動画編集については、
自然に、もっと良くするにはどうしたら良いか?と考えてしまい、
それがひらめくとやらざるを得ません 笑

「もっといい状態」は、あなたをワクワクさせるはずです。
ワクワクを掴んだら、それが冷めないうちに実現させましょう。

最上志向を使って、人間関係を良好にするには

最上志向は、物事だけでなく、「人のいいところ」にも目が行きます。
欠点探しではなく、いいところ探し、優れているところ探しができます。

どうでしょう。
もし、あなたが誰かから、「あなたの良いところ」を褒められたとしたら。
嬉しいですよね。

それと同じことがあなたは自然にできるはずです。
周りの人の良いところを積極的に探して、
それを伝えてあげるのはどうですか?

雰囲気の良い人間関係ができそうです。

 

ストレングスファインダー最上志向と他の資質の組み合わせ

ストレングスファインダーで重要なことは、実は資質の単体ではなく、
それぞれの資質の組み合わせです。

すべての組み合わせの解説はできないので、特徴的な組み合わせについて紐解いていきましょう。

最上志向×戦略性

最上志向と戦略性は合わせて出てくることが多い資質です。
戦略性は「可能性を探る資質」です。どうしたらできるか?もし〜〜だったらどうなる、などの考え方ができます。

組み合わさることで、未来の可能性を考える時、
いいことを見つけるために悪いことを除外し、最高を見つけるために良いことを選り分ける事ができます。

最上志向×回復志向

最上志向は「良いものをより良く」の資質です。つまり、+(プラス)の状態を++にすることに対して心が燃えます。
対して、回復志向は、ー(マイナス)状態のものをゼロにすることが得意です。回復志向は欠点や、解決するべき問題を自然に発見することができます。
自己理解・他者理解の考え方がないとぶつかりがちですが、両者それぞれでできることが違います。
例えば、文字の校正など問題を発見する仕事は、積極的に回復志向の方にお願いしましょう。

余談ですが、いま僕は動画編集にハマっておりますが、
自分では何回見ても見つけられないテロップの誤字脱字が、
回復思考の人は一発で見つけることができます。
本当にありがたいなと。

最上志向×調和性

調和性は人々の合意形成が得意な資質です。
組み合わさることで、人々が仲良くして一緒に働かないと、優秀さが損なわれる事がある。
不和によって仕事がうまく回らず品質が落ちる時は、最上志向を持っているあなたは積極的に介入するべきです。

最上志向×競争性

競争性は勝負に強い資質です。
自分がベストを尽くせなければ勝利しても満足できない場合がありそうです。
ただ単に勝つだけではなく、質にこだわって勝負をつけることができそうですね。

 

ストレングスファインダー最上志向の資質を持っている人の行動のアイデア

自分や他人に強みが明らかになったら、技能に磨きをかけて新しい知識を習得するように心がけましょう。

自分や他人の優れたところを測定する方法を決めましょう。
測ることができれば、それがより優れている状態になっているかどうかの判断がすぐに付きます。

短所を改善することには興味が湧きません。
だからこそ、弱点を補えるパートーナーを探しましょう。

あなたの周りの方に、最上志向を説明しましょう。
そうしないと、単に苦手なことから逃げているように見られてしまいます。

行動の事例

【インストラクター】
エアロビのインストラクターを10年やってきましたが、生徒たちには必ず自分の体の好きな部分に着目するように指導してきました。
多くの人が、自分の体の変えたい部分に注目するけど、それは何の特にもなりません。

【雑誌編集者】
ひどい記事を手直しすることほど嫌いなことはないわ。
コメントを書く気にもならないの。
逆に、もう殆ど完璧で洗練させるだけの編集は大好き。
個々をもっと適切な言葉に変えて、ここをちょっと削ると突然素晴らしいものに化けるのよ。

【マーケティング担当】
私は戦略的思考が苦手です。私の上司はそれをよく理解しており、戦略的思考を他の人に任せて
自分はチームビルディングに集中できるようにしてくれました。
私が何を得意としていて、何を不得意としているかを上司が知ってくれていると、非常に安心できます。

 

ストレングスファインダー最上志向が下位にある場合の対処法

最上志向の資質が下位にあるからと言って、
物事や人が優秀でなくていいと持っているわけではありません。

エネルギーとやる気を与えてくれる他の資質を見つけてみましょう。
例えば「目標思考」「未来志向」「自我」などは、良い結果に対してのきっかけを与えてくれることがあります。

また、あなたが質を維持して仕事を遂行したいと思わせるものを特定できるといいですね。
仕事の関係を向上させたり広げたりしたくなる要因はなにか、
夢中になる活動はなにか、やり方が自動的にわかる活動はなにか、
何についてワクワクするか?がわかると、フォローが効きます。

 

ストレングスファインダー 最上志向 〜さいごに〜

最上志向については理解が深まりましたでしょうか?
この資質は僕のNo.3にあることもあって、愛着があります。

理由はわかりませんが、僕の周りにも最上志向がトップ5に入っている人がたくさんいて、
(1位の人も結構います)
皆さんパフォーマンスが高いんですよね〜。

コーチングのセッションをするときも最上志向も持っている人は、
自動的に頑張るモード/達成モードに入っていて、
自分の強みを理解している人が多い印象ですね。

しかし、逆に頑張りすぎてしまうところがあるのも事実かなと。
いくら優れている資質でも成果を邪魔したら、
全く意味がありません。

だから、自分の資質を理解して、ときには休めて上げることも大事ですね。

最上志向1本で考えることもできますが、
コーチ仲間の最上志向の位置づけは、
「他の資質をより強化する」と捉えているようです。

トップ5に最上志向が入っていると、
その他4つの資質の能力を倍増させる、っていうイメージですね。
そういう使い方もあるかなと。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

工藤譲のアバター 工藤譲 株式会社凪 取締役

言語化、仕組み化、効率化が大得意。

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